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肥料

肥料の種類と役目


肥料は、N−P−Kの順番で、どの肥料も、並んでいます。
その並んだ数字の違いで、花物用・観葉植物・蘭・開花促進肥料用と
分けて使うと植物がすくすく育ちます。

では、それぞれの肥料の役割はN、P、Kについて次のように覚えましょう。
(葉、花・果、根)を(ば、か、ね)Nは葉肥料と言われ主に葉や茎の成長に働く重要な肥料です、Pは花や果実が着くときに働く肥料です。
また、Kは茎や根肥料と言われ体内循環を司り人で言えば血液に似た役割を果たしています。つまりK肥料は足腰が強くなる肥料と覚えましょう。

園芸に日頃から親しんでいても役割が覚えにくいので(ば、か、ね)と覚え(葉、花・果、根)と漢字を当て直すと役目を思い出します。


参考文書
肥料
肥料を与える(画像付解説)
腰水法で肥料を与える(解説写真付)
肥料のベストな量(講習版)
固形肥料・液体肥料の与え方(講習版)(Youtube)
植物に必要な元素(中級)
肥料(中級)
植物活性剤を与える(画像付解説)
植物の基礎知識 初心者向きPOINT編
活性剤の薄め方と水やりの方法(YouTube・初心者向け)
腰水法で肥料を与える(YouTube)

 

液体肥料の薄め方

前準備
・液体肥料の原液
一番上が、ハイポネックスの原液ニュータイプ(アメリカ製)・二番目は、アルゴフラッシュ原液(フランス製)。
・2リットルのペットボトル
・ジョロ

左の画像は、液体肥料をかけるタイミングがいい物です。



かける量が少ない場合の薄め方は、コップ2〜3杯に原液を1〜2滴程入れる度に薄めて使うことも有ります。
1000倍は、普通のコップ3杯(200cc程度のコップ)に一滴程度です。

液体肥料の薄め方
・1000倍液の作り方
肥料の原液2cc(ペットボトル4分の1杯)をペットボトルに入れそこに水2L(2000cc)をます。
一般的な濃いさでどんな場合も使えます。

・500倍液の作り方
肥料の原液4cc(ペットボトル2分の1杯)をペットボトルに入れそこに水2L(2000cc)をます。
開花時期や15葉から20葉までの成長が盛んな時期に使い、濃いさの限界ですからこれ以上濃くして与えないでください。
 (写真交換) ・2000倍液の作り方
肥料の原液1cc(ペットボトル8分の1杯)をペットボトルに入れそこに水2L(2000cc)をます。
ハイドロカルチャーや幼い苗の時にこの薄さで与えます。

ペットボトル等に一度作った物をジョロなどに入れて、植物の葉にかかるようにまんべんなくやさしくかけます。

冬場の肥料の与え方
特に、冬場にどうしても肥料を与えたい時は、寒い日は避け暖かい午前中に与えましょう。

ごらんの様に、液体肥料を与える1回の量は、鉢底から出てくるまで与えることが基本です。少量(鉢の下から出ない)だと、下の根が乾いて乾害が出ることがあります。

また、受け皿などに溜まった肥料水は、必ず捨てるようにしましょう。

固形肥料の与え方

固形肥料は、長期間効果が続くものから、30日くらいで効果がなくなってしまう物等もあります。
今回は、その中で長期間効果が持続する固形肥料の与え方を紹介します。

植木鉢の土の量に合わせて、肥料を与える量の計算をしましょう。

右前の植物(9cmビニール鉢です)は2粒です。

左のクリスマスローズ(18cm鉢)は、8粒です。
このように植木鉢の大きさによって、与える量が違い、肥料の種類によっても違いがありますので、肥料裏の説明書をよく読んで使用してください。
今度は与え方ですが、できるだけ鉢の隅に置き、ほんの少し埋めるように置きましょう。
このようにすこし埋めます。


植物活性剤の薄め方と与え方

植物がどうしても元気がないときや、植え替えをしたばかりで、植え痛みがあるとき、肥料を与えすぎて、肥料負けしそうな時などに植物活性剤を使います。
いろいろある植物活性剤の中で、ビタナールやBG-2000は使いやすいので多く使っています。


植物活性剤販売のページへはこちらからどうぞ。
植物活性剤です。
左上から、
ビタナール
HB101
メネデール

植物が弱っている時に、水の代わりに薄めて与えます。
他に、葉に霧散布するときも、同じような薄め方をして散布します。
植物活性剤を与えるタイミングは、水やりタイミングと同じように土の表面が少し白っぽく乾いたときに与えて下さい。
水1Lに対して、活性剤によって違いがありますが、約1〜2cc入れて薄めます。
よく混ぜて、均一に薄めてから与えます。
薄めた活性剤液を、ジョロに入れて、植物の鉢底から出てくるまで与えます。
受け皿に溜まった活性剤液は捨てましょう。
霧散布するときも同じですが、冬の期間は寒い日は避け、暖かい午前中に散布や散水しましょう。


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