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保存(高温処理)〜種まきから(低温処理)芽だしまで

クリスマスローズの種は高温時期に吸水状態(画像参照)で30日〜40日程度水分を保持しながら高温処理します。
そのときの用土は、
・バーミキュライト中粒単体
・パーライト小粒単体
・混合用土(植え込みに近いもの)
の中から好みで選んでください。
<裏技>
水かけタイミングが合ったものを選びましょう。

高温処理が終ってから9月の中旬をメドに秋風が吹き始めたら種まきの準備に取りかかります。

<裏技>
このように(画像参照)袋の中に種と一緒にビーナスライトを混合しておけば種がまんべんなく水分が行き渡り種が死んだりしないようです。
まるで小豆のように光った新鮮な種の保存状態です。
※赤黒く光っているのがクリスマスローズの種で、白い粒がビーナスライトです。
保存していた種はよく水で洗って(画像参照)、ベンレートT水和剤を1,000倍の水の薄めた中に30分程度浸けます。
その後は水分がある程度乾くようにキッチンペーパーの上に広げると種まきの時に指に付きにくくなっってから種を蒔きましょう。

<裏技>
種子消毒剤はベンレートT水和剤のほかにも色々あるので病気予防の種類によって選んでください。
種まき容器は、5号ポットや昔ながらの素焼きタイプの平鉢でも種まきできます。
今回は、1粒づつ播いて移植が楽なプラグトレーを紹介します。
288穴のプラグトレーに(B-1用土・プラグ播種用土など)混合用土を若干のマグアンプK肥料を混合して水分を与えながら混ぜ、トレーの中に平らに優しく広げ入れ、少しのくぼみをつけてから1穴に1粒ずつ丁寧に蒔きます。

<裏技>
画像のようにピンセットや種が並ぶような器具等工夫しましょう。
種まきが終了したら覆土(種の上に置く土のこと)をフルイにかけながら、種の2倍の厚さになるように蒔きます。
次にたっぷり水分を優しく与えれば終了です。

<裏技>
・水やりは種が飛び出さないように優しく用心しながら与えます。
・覆土の種類は、バーミキュライト、パーライト、川砂、洗い山砂などが一般的です。
今年から覆土には川砂を使って種の発芽状況を観察中です。
これからの冷蔵処理は一般的ではありませんが1年早く開花させるために早めに冬を迎え発芽を早める効果をねらった方法です。

<裏技>
1)植物専用の冷蔵庫が必要で、出来れば温度管理を自由に設定出来れば研究も出来ます。
2)7.5℃の温度で8週間位入室予定です。
冷蔵庫に入室するときには水分は前もって与えることやポリ袋などを用いて乾燥防止・発芽呼吸も考慮したいものです。
※室温は7.5℃が発芽日数や発芽率など一番安定しているようです。

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