本文へスキップ

名田植物園は、35年以上の歴史を誇る植物販売業者です。

電話でのお問い合わせは090-8831-0138

メールでのお問い合わせはこちら

トップ > よくわかる園芸作業 > 多肉植物の寄せ植え(壁掛け編)

多肉植物の寄せ植え(壁掛け編)

多肉植物や観葉植物の比較的水分がいらない肉厚種を使って壁掛けを楽しみたいので杉板を形に糸鋸で切って自作します。
工作をしながらも出来上がり作品のデザインのことで頭がいっぱいで楽しくて楽しくてわくわくしながら作ります。


木製の壁掛け作り

形板の穴の上に金網を敷き下方へ器具を使って押し出します。

余分な金網を切り取って出た部分を金槌でたたきます。
丁寧に金槌で金網をたたいて端を落着かせその端をガンアタッカーでネットをとめます。

<裏技>
ガンアタッカーとは
右手で持っている白いホッチキス似の器具のこと。
まず水苔を金網の内側に添って広げ挿し木用土を詰め、もう一度水苔を少し堅めに敷き詰めた後、裏ふたをねじで止めて固定します。
多肉アートの作り方
多肉植物は根を小さくしたり挿し木でデザインを考えます。

前準備
・沢山挿し穂が必要で余分に多肉植物を準備しましょう。
・壁掛け板
・水苔
・挿し木用土
・器具(はさみ・ピンセット・箸・ハケ・霧吹き・のこぎりなど)
植え込み手順

はじめに全体のデザインを考えます。

植物の根を小さく切り詰めて金網の穴へ箸などで穴をあけ多肉植物を挿し込み詰めていきます。

裏技
空けた穴が大きくて固定できないときには、植物を固定するために茎と穴との隙間に水苔を丁寧に器具で詰め固定します。
(写真では箸を使って水苔詰めをしています)

中心の植物を挿しこんだら、小さい植物で周りを固めると全体がしまって格好が良くなります。

アートには数多くの多肉植物が必要です。
余る程度の余裕を持ち準備しましょう。

裏技
中心になる植物の配置は不等辺三角形に配置し、大きい物の横には同じ種類の小さい多肉で囲むとバランスが取れます。
また、下がる性格品種を右下か左下に集中して入れると一カ所が下がり格好良いです。
♪完成です♪
作品例
   
置き場所 根が出てくるまで(約1ヶ月)半日陰に置き養生させましょう、発根したら徐々に日に当てましょう。
水かけ 多肉植物は、水苔が乾いてから2〜3回連続でたっぷり与えましょう
大きめのタライに水を入れて「ザブン」と5分〜10分浸けて下さい。
肥料やり 植物が定着し発根したら、液体肥料を2000倍の水に薄めて与え、生育にあわせて徐々に濃くしましょう。
飾り方 壁に下げるときに蔓や自然素材のものを使って下げる工夫をしてください。
箸やピンセットなどは、なるべく竹性を選びましょう
土の裏技 混合用土には、肥料を入れないほうが活着が良く、もし使う場合はマグアンプKを混入してください。
(ハイポネックスジャパンのマグアンプK肥料は、植物の根酸に溶け効き始める肥料ですから初めから入れてもいいです。)
 
参考文書
ガラス容器に寄せ植え(物語編)
観葉植物の寄せ植え(陶器鉢編)
室内植物の寄せ植え集
カラーサンドで楽しむ
苔玉の作り方
自然苔で苔玉盆景
苔玉盆景(室内植物編)
苔盆栽(フィギュア編)
ハイドロカルチャーの植え方
ハイドロカルチャー栽培
ハンギングバスケット作り(伊東商事器具編)
ハンギングバスケット作品集
多肉植物の寄せ植え(壁掛け編)
木製壁掛け作り
ハーブでポマンダー作り
ハーブティーを楽しむ


園芸作業トップに戻る

ショップ情報

名田植物園

〒818-0011
福岡県筑紫野市阿志岐1108-3
TEL.090-8831-0138
FAX.092-928-5053
green.pit87@na-ta.net
→ショップ案内
アクセス